心を整え 色を知る
「といろ」は、「十色」から来ています
十人十色——人はそれぞれに違う色を持っている
その色に、名前をつけたい
日本には古くから、色に名前をつける文化がありました
紅梅、瑠璃、若草、藤、黄金、白練——
季節や感情を、ひとつの色に託してきた
「といろ」は、あなたの心にある色を見つけるための診断です
その色に日本の伝統色の名前を与えることで、
自分自身を、少しだけ深く知ることができるかもしれない
「といろ」のシンボルマークは、同心円です
内側の円と外側の円 中心は、同じ
内側の円は、自分の芯
静かに、けれど確かに在るもの
外側の円は、世界に向かう力
芯から滲み出て、人に届いていくもの
ふたつの円の太さは等しい
自分を知ることと、自分を生きることは、同じだけ大切だから
「といろ」の診断結果は、Draねこという存在が届けます
龍とねこが交わって生まれた、心の案内者
現在は16色を公開しています。あなたの診断結果——あなたの色——を纏って現れます。576体は順次お披露目予定です
断定はしません
「あなたはこういう人です」とは言わない
「こういう色を持っているのかもしれませんね」と、
そっと隣に座るような存在です
ページのあちこちに、小さな肉球があります
これはDraねこが通った痕跡です
押印のように、証のように
「ここにいたよ」という、静かな合図
日本の伝統色——和色は、千年以上の歳月をかけて
名前を与えられてきた色です
「といろ」は、心の色を和色で表します
紅梅、
瑠璃、
若草、
藤——
漢字と読みとHEXコードの三層で記し、
世界のどこにいても同じ色を見ることができるようにしました
色に名前があるということは、
誰かがその色を見つめて、言葉を選んだということです
「といろ」は、その営みを受け継ぎたいと思っています
これからの時代は、物質の時代ではなく、
心の時代だと思っています
心をいかに整えるか
人としてどう在るか
日本人とは何なのか
内省することの大切さを、
今すぐ多くの人に伝えられるとは思っていません
けれど、「といろ」の軸はここに置いておきたい
スペックを知ること
そのスペックで生きること
そのふたつの間にあるのは、心を整える時間です
志を持って、日本舞踊のプロの世界に入りました
間と余白のなかに美を見る目は、舞台の上で身につけました
時代の波に押されて舞台を離れ、
生活のために、いくつもの現場で舵を切ってきました
議員秘書、造園、土木、ホテル、大使館、居酒屋の厨房——
世の中の表も裏も見てきました
一度、事業に失敗したこともあります
今日食べるものにも困るほど、苦しい時期もありました
今はハンドルを握って、人を送り届ける仕事をしています
四人の子どもと一緒に育っています
特別な人間が作ったものではありません
目の前の役割に向き合い、必要に応じて舵を切り、
その積み重ねを形にしたのが「といろ」です
和室の構造美、神社仏閣の静けさ、
山の端を染める夕映え、水面にゆれる木漏れ日——
日本の風土が織りなす自然の美と、
格子の向こうに透ける光——
「といろ」のデザインの根は、そこにあります